トルマリーナ・サヒタリオ

パーソナルデータ

性別:女性 年齢:28歳 身長/体重:175cm/62kg 誕生日:9月2日 血液型:B型
好きなもの:可愛い子、酒、レヴィン 嫌いなもの:なよっちい男、優柔不断、我慢 趣味:カラオケ、テコンドー 一人称:「あたし」「私」

人物概要

ティルナノーグNo.4にして所長秘書。レヴィン、レインの双子とは幼なじみの長身の女性。メンバーで唯一の非神秘力者。
基本的な仕事は庶務や所長の付き添いで色々出先に行ったり、ご近所系の依頼はよく受ける。でも最近は専らスピルの監視役がメインになっている模様。
非常に物腰丁寧で柔和なキャリアウーマン、その柔らかな笑顔と腰の低い姿勢から初対面の人にはとても優しい人という印象を与える。
が、それはお仕事モードの姿であり、実際の彼女は天衣無縫という言葉が相応しい男勝りでざっくばらん、我が非常に強い性格。
男性と女性とで態度の差が激しく(※女尊男卑ではない)、女の子や可愛いと思った男性以外はとこっとん振り回す。好き放題に振り回す。
可愛い子はとことん愛でる。ティルナノーグのメンバーで言うと可愛がられる側がトラベロとエウリューダ、振り回される側がスピル、レヴィン、アキアス。
レインには怖くて手が出せないらしい。その唯我独尊っぷりからある種の畏怖の対象となっているが、バイタリティはメンバー随一。
その鋼鉄メンタルを以て不安定なメンバーを引っ張っていく姉御的存在、面倒見も非常に良い。ファナリヤを実の妹のように可愛がり、自分の家に居候させている。
レヴィンに対しては振り回している一方一途な想いを寄せているのだが、レヴィンには全く気づいてもらえずイライラしている。

趣味で格闘技を嗜んでいるが、その腕前は達人級。並の男性や大した攻撃能力のない神秘力者なら一人で余裕で倒せる程。
神秘力を用いない前提ではあるがレヴィンとアキアス二人相手も余裕でのしてしまうとんでもないハイパースペックの持ち主である。

ネタバレ

・他のメンバーたちとは違い、至って平穏な家庭で育つ。家族構成は父、母、弟。父親は優秀な警察官。
 学生時代は男も簡単にいなす程の強さから女子にとってのある種のアイドル的存在であったとかどうとか。
・レヴィンとレインの二人にとっては命の恩人とも言うべき存在。二人が現在生活できているのは彼女の存在も大きく影響している。
・最初に出会ったのは5歳ぐらいの頃の冬。公園で遊んでいた時に薄着でベンチに丸まっている兄弟を見つけたのがハジマリ。
・マリナが神秘力を知ったのもその時、怪我で泣いている弟を兄が治療している瞬間を見たことで存在を知る。
・定期的に会っては遊んだり、目の見えない弟の為に兄と一緒に色々教えてあげたり、色々なものを触らせたりと楽しい日々を送っていた。
 (これが後に弟(レイン)がもっとたくさんのものを知りたいと願い《情報を統べる者》に覚醒するきっかけになっている)
・しかしある日マリナが親の仕事の都合で引っ越しすることになり、1離れ離れの日々が続く。この時まで互いに名乗っていなかった。
・それから時が十数年経ち高校生になってからの放課後、偶然ヤンキーに囲まれていなしていた時にあの時の兄弟の片割れだった赤髪の少年と出会う。
・警察官な父譲りの正義感や本来の面倒見の良さを発揮ししつこく付き合い続けるが、少年は頑なに名前を名乗らなかった。
 (レヴィンという名は舎弟が呼んでるのに合わせて呼んでいたに過ぎなかった)
・そんなマリナが何故少年の人生を大きく変えたのかというと、ある日彼の弟の話になったのがきっかけ。
・弟想いの良い兄であることは変わらず、彼のために毎日時間になったら家に帰っている
 (実際は弟を人質に取られ帰らなければ酷い暴行が待っているというのもあるがある意味間違ったことは言ってはいない)
 という話を聞いたマリナが「あんたいい兄貴じゃん」とわざとらしく頭を撫でたら何と兄はぼろぼろと泣き始めた。
・泣いたらいけないと我慢したくてもできない彼に我慢しなくていいとそっと抱きしめたらしがみついて泣き叫び、彼を慰めながらも只事ではないということを察する。
・この頃から父親に昔遊んでいた男の子の話を出し、どうすればいいかを相談し始める。一度兄が酷い怪我で倒れた時に
 色々あって彼の身体の無数の傷跡を見たりと、虐待の事実を幾度か目の当たりにするも当時学生だった彼女には何もできるワケではなく。
・しかし、これがきっかけである日彼の弟であろう青髪の少年が彼女の家を訪れ、最終的に兄弟は虐待からの脱出ができた。
・その後も積極的にお節介を焼き、大学を卒業後は兄弟が働いているティルナノーグに就職。今ではあんな関係なのである。
・兄、もといレヴィンに対してはその出来事から「こいつ誰かが支えてやんなきゃ絶対崩れるわ」という考えから積極的に世話を焼いていたらいつしか惚れていた。
・しかし彼の自己否定が強いものだから中々気づいてもらえずにイライラしているというワケである。
 レインと両想いだと勘違いされたきっかけは誕生日のサプライズをレインと一緒に考えていただけ。全部レヴィンの自己否定が強すぎる故の被害妄想のようなもの。
・その後レヴィンが助けたアキアスや依頼で保護されたエウリューダのことも積極的に面倒を見るようになり、そうして今のティルナノーグの関係ができあがった。
・途中、弟が父との喧嘩の末に失踪したりその後父が病気で他界したりで母のメンタルケアをしたりとか割と色々大変ながらも、
 それを全く感じさせないバイタリティでメンバーをぐいぐいと引っ張っている。ストレスを貯めこまないタイプ。
・もちろん、弟の捜索は現在も続けており、彼の部屋を毎日母と共に掃除している。ファナリヤには父が使っていた部屋を使ってもらっている模様。

物語での変遷

第一章

・ファナリヤの服を用意したのは彼女。エウリューダと一緒に徹底的コーディネートしたのであった。
・トラベロに対しては最初仕事モードで接していたため素を見せた時にめちゃくちゃびっくりされた。

第二章

・レヴィンとレインの仲違いを何とかしたいと思うものの、完全に疑心暗鬼に陥ったレヴィンに拒絶される。
・レインとの仲を誤解させてしまった事件(サプライズのつもりだった)について「あんな周りくどいやりかたじゃなくてちゃんと直接言ってやることが必要だったのに」と後悔している。
・一度や二度拒絶されたぐらいで諦めるような彼女ではなく、根気強くレヴィンについていく。洗脳されてレインを殺そうとしていた時も自らの危険を顧みず立ちはだかった。
・一方レインにはレヴィン絡みで暴走しがちな彼を抑え、最悪の場合は肉体言語でモノを言わせていた(つまり気絶させる)。
・全て事が片付いた後、レヴィンを誘って街へ出かける。つまりデート。
・しかし未だにこの男気づかず「何でわざわざ俺を誘ったんだ」と言うもんだから彼女は笑って「好きでもない男をデートに誘うワケねーだろ」と回答。
・「死ぬ程辛くても弟の為に頑張ってる優しくて立派な兄貴やってるあんたに惚れたのよ」
・もっと早くにこうすればよかったと謝罪を混ぜながら長年募らせていた想いを口にし、涙を流す彼を黙って笑顔で抱きしめたのだった。

第三章

・アキアスのことももちろん気にかけてはいるが、エウリューダの方も心配でたまらない状態。
・言霊で常に感情を抑えこまなければならず、無理して笑顔を続ける彼の姿を見ているのを特に辛く思っていた。
・エウリューダを可愛がっているのはそういった無理をしながらも健気に振る舞う彼が心配なのもあったようだ。
・逆にアキアスに対しては弟を思い出してちょっかいをかけていたらしい。
・心が壊れてしまったアキアスに何もしてやれないと泣くレヴィンに黙って寄り添う。

第四章

・レヴィンとアキアスのハイパー水鉄砲バトルに横槍が入ってから参戦。
・二回目のデート。今度はレインが気を利かせた結果レヴィンちに泊まったそうですよ。
・レインのファナリヤへの想いには気づいており、「あんたも健気な奴ねえ」と笑っていた。
・ツヴィリにレヴィンのどこがいいのかを聞かれて凄いのろけた。

最終章

・神秘力者でない故に最初のノーウィッチの襲撃を逃れ、傷つき果てて帰って来た仲間たちを介抱。
・力を取り戻し最終決戦に向かうトラベロたちを見送る。
レインが同行できたのは彼女の後押しもある。
・しかして見てるだけはできなかったのか、ニライカナイの協力を得て後を追い、トゥルケ戦にて合流。彼女の語りかけがトラベロたちに勝機をもたらした。
・その後はトゥルケを介抱すべくその場に留まるが、後程ツヴィリと共にノーウィッチの【娘】たちに苦戦するレヴィンに加勢。彼をトラベロの下へと向かわせ、自身はツヴィリの支援を得て戦いに臨んだ。

  • 最終更新:2016-03-13 02:33:20

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