【ArcanAbilitiA】世界観とか

概要

地球と環境がほぼ同じなそんな世界で繰り広げられる異能力モノ。
日常アリバトルあり悲しいお話アリ過去との決別アリ、神秘の力に目覚めた青年と少女を中心とした人生謳歌の系譜の物語。
「なるべくキャラに強く視点当てたい」という願望からキャラ毎のエピソードができちゃったよ系ストーリー。

ストーリー一覧

【第一章】ハジマリ
トラベロとファナリヤが出会い、ティルナノーグに入ってからの生活のお話。
まだバトルよりは日常要素が強い。ほのぼのーとした空気の中で敵の存在や仲間たちに落ちている影やらが匂わされていく。

【第二章】千里の双子
レヴィンゼード(レヴィン)とレイディエンズ(レイン)のメインエピソード。
周りから愛を受けずに育ったレヴィンの中にある異常な劣等感やら、愛を受けてしまったが故のレインの強烈な罪悪感やら
28歳という年齢は数字ばかりな人生を送ってきた双子の兄弟が幼少時代からの後遺症とも言える心の傷を振り払うお話。

【第三章】死神と言魂
アキアスとエウリューダのメインエピソード。
自身の持つ《狂い笑う死神》によって何もかもを狂わされたアキアスの心の闇や《言ノ魂》により刻み込まれたエウリューダの強烈なトラウマ、
それらをひっくるめても何が何でも切り離せない二人の強い絆の話。間違いなく全編中で1,2を争うレベルに暗い。

【第四章】不死と輪廻
スピリトゥス(スピル)とユピテル、アリアのメインエピソード。
何故ユピテルがマグメールを作ったのか、何故スピルは殺されたのか、スピル自身とアリアによって明かされる経緯の話。

【最終章】金糸雀の飛翔
トラベロとファナリヤのメインエピソード。
失われたトラベロの記憶やファナリヤ自身も知らぬ彼女の正体、そしてマグメールの真の支配者全てが明らかになる。
裏方から主役として舞台へ上がった青年が、大切な人や仲間との平穏な日常を取り戻すために剣を取る話。

時間軸

第一章
↓大体二ヶ月後ぐらい
第二章
↓一ヶ月後
第三章
↓二ヶ月後
第四章
↓一週間半後
最終章

一応季節の流れは春:第一章(3月末~4月上旬)、第二章(5月) 梅雨:第三章(6月) 夏:第四章(8月始め)、最終章(8月12日)のつもり。

神秘力について

所謂超能力、異能力に該当する力。約60年前に確認され始めた。
能力はピンキリ。何から何まで、本当にアルカナ(神秘)なのかと疑問符を浮かべたくなるものから生死などの概念を覆しかねないものまで多種多様。
この神秘力を持つ人間を「神秘力者(アルカナビリティア)」と呼ぶ。
しかし誰でも力を持てるワケではなく、神秘力に覚醒する最低条件として「アルカナ因子」という特殊な因子の発現を果たしていることが必須となる。
因子発現は生まれつきの場合もあれば何らかの後天的理由で突如適合する場合もあり、発現したからといって必ず神秘力に覚醒するとも限らないが、大体発現者の神秘力覚醒率は8割強であり、高確率で神秘力者にはなる。
まだまだ研究が進んでおらずさらなる詳細は明らかになっていないがY染色体と相性が良いらしく、男性の因子発現率は80%強とかなりのものであるが逆にX染色体のみ、
つまり女性だと発現率が男性の5分の1前後まで下がる。そのため女性の神秘力者は非常に貴重な存在でありかつ神秘力者の中でも異端視されやすい。

神秘力者は1人につき必ず2つの神秘力を持っている。片方は覚醒時に持っているということが多いが、もう片方はどんなきっかけで使えるようになるかはわからず
潜在的な力ではないかとされている。潜在能力が開花した時や己の心境に大きな変化があった時など、何らかの理由でもう一つの力に覚醒することもあれば、
もう一つの力に覚醒することなく一生を終える神秘力者も少なくない。
ティルナノーグ(後述)の活動によりマゴニア内ではだいぶ減っているが、やはり神秘力者を恐れる者や差別・偏見は存在する。

真相

・実は元々この世界にあるものではなく、「カナリヤ」と呼ばれる一族が飛来したことによりばら撒かれたもの
・カナリヤとは異世界に済む、人間よりも高い技術と異能力を持った一族。現在は数百年前から男性が一人として産まれなくなってしまい人口が著しく衰退している
・種族自体の個体寿命は人間の三倍近くあるもののそれでも種を残すには男が足りず人工授精用の種も足りないどころか底を突く
・しかしカナリヤは自身と同じ因子(=アルカナ因子)を持つ者即ち同族でなければ子を残すことすらできない種族
・なら人工的にカナリヤの男を作り出せばいいという定説が出た結果、因子を研究し他者に植えつける技術を開発
・その技術を一番最後に生まれた双子の姉妹に託し(といっても半ば強化人間の人体実験レベル)、姉妹はその世界に因子をばら撒く
・そしてそれが植え付けられた男性が次々と未知の力に覚醒していった
・というのが神秘力の始まり
・尚神秘力者はカナリヤ側からは「ミュール(擬似カナリヤの総称)」と呼ばれている。

因子レベル

ノーウィッチ(セウィリヤ)がミュール(神秘力者)の能力から計算したアルカナ因子の適合率のこと。
レベルは1から10まで、レベルが高ければ高い程強力な力であり、本作の登場人物は全員レベル6を突破している。

その中でもレベル8を越える人物は「一般的に提唱されている概念」を覆す力を持っている。
以下、レベル8を越える連中の覆した概念一覧。

【レベル8:アリア・シャッツベルグ】
自身の成長を自由自在に操る《成長操作》により「人体の成長・老化の概念」を覆した存在。
【レベル8:ユピテル・ヴァリウス】
老いることも死ぬこともない《不老不死》により「個体寿命の概念」を覆した存在。
【レベル8:アーシュ・ハーヴィデュー/アキアス・ハーヴィデュー】
アーシュは死体に魂を繋ぎ止め生きながらえる《生屍》、
アキアスは死と同時に他者から欠損部を奪って生き返る《狂い笑う死神》により「生死の概念」を覆した存在。
【レベル9:スピリトゥス・フォン=プリンシパリティ】
永久に記憶と知識を引き継いで生まれ変わる《輪廻転生》により「魂の概念」を覆した存在。
【レベル10:トラベロ・ルシナーサ】
他者の神秘力を消失させなかったことにする《神秘力消失》によって「神秘力の概念」を覆した存在。

何故トラベロが最高レベルに達しているのかは「本来この世界にはなかったハズのものの概念を覆した」かららしい。

  • 最終更新:2016-07-06 12:38:15

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